アメリカ留学☆回想録

アメリカ留学時代の昔ばなし。

無知がもたらす予期せぬ事態?!

「留学する?」

思いがけない母の言葉でした。

それまで断固として「留学なんてダメ」と言っていた母が、とつぜん180℃態度を変えたのです。職場の人の子どもが留学中と聞いて安心したらしい。

 

「行かせる」とハラを決めたとたん、サクサクと準備を進めていく母。

私よりよっぽど行動力ある♪(*´▽`*)

 

こうして高校の卒業式から約3週間後、私はアメリカ・シアトルへと旅立つことになりました。

 

無知がもたらす予期せぬ事態?

あとで考えるに、母もいろいろ無知だったから私ひとりで留学させちゃったんでしょう。

もちろん母以上に私が無知だったからこそ、

「10代の女の子ひとりでアメリカ行き

なんて無謀なことを、たった数ヶ月の準備期間、しかも渡航に必要な書類(ビザやパスポート)を準備しただけで実行してしまったんだと思います。

正直、私が親だったら、当時の私のような娘をひとりでアメリカに送り込むなんて、怖すぎてできません(´▽`;)

  

ネットもパソコンも携帯電話も持たない時代のことですから、情報量は今と比べて非常に少なかったのは確か。とは言え、英会話の勉強すらせず、本屋で見つけた「ホームステイの心得」みたいな本と英会話の基本?の本を一冊ずつ買っただけ。しかもほとんど読まずに出発してしまった私…。

 

無知にもほどがありますね(´▽`;)

 

長期滞在にはビザが必要

無知ゆえに、母に「留学」の話を持ちかけられたとき、思わず

「学校に行きたいわけじゃなくて、ただホームステイがしたいだけ」

と本音をもらしてしまった私。

1年もブラブラさせてもらえるほど甘くないっつの。

(知らない人はいないと思うけど、1年の長期滞在をする場合はなんらかのビザが必要です!)

と言いたかったであろう旅行代理店の人、そうは言わずに

「なにもしないより学校へ行ったほうがいいよ」

とやさしく諭してくれました。

 

私も結局、アメリカに行けるならなんでもいいやと素直に従い、すすめられるままに大学のESL(ようするに英語が母国語でない人のための語学学校)に行くことにしたのです。

 


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