アメリカ留学☆回想録

アメリカ留学時代の昔ばなし。

ESLの実際その1☆リーディング☆

そもそも「アメリカでホームステイがしたい」と単純にあこがれていただけで、「何もせずにブラブラしてるよりは学校へ行った方がいい」とすすめられるまま、何も考えずに入学したESLでした。

が、そこでの体験は、ふり返れば本当に貴重なものだったことがわかります。

それは英語学習上だけでなく人間関係の面でも言えますが、まずは語学の話。

実際どんな勉強をしたのか、覚えている範囲で書き留めておきます。

 

とにかく「読む」リーディングクラス

レベルをひとつ落として仕切り直したリーディングクラス。

(ずいぶんあとになってレベルを落としておいてよかったなあと実感するのは、また別の話。)

まず「Great Expectations」というディケンズのクラシック小説(邦題「大いなる遺産」)の、語彙を平易にしたバージョンの薄い冊子を読まされました。

*私の学校は1年を4期に分けた「クオーター制度」をとっていたため、一学期わずか2ヶ月ちょい

 

あまりに昔のことすぎてうろ覚え(´▽`;)ですが、確かレベル2ではクラス全員が同じ本(『Great Expectations(邦題:大いなる遺産)』)を読み、レベル3では自分で選んだはず(何を選んだかは失念)。

レベル2の最後の授業ではその本をもとに作られた白黒映画を全員で見たのを覚えています。

 

 

「英語で本を一冊読み切る」なんてしたことない自分にとって、最初はとても難しい大きなタスクのように感じましたが、この冊子のように難しい単語があまり出てこないものであれば、なんとか読み進めることができました。

 

知らない単語で埋め尽くされた文章を読もうとすると辞書が手放せず、なかなか読書も進まず、楽しくもなんともない。

しかし、1ページあたりの「わからない単語」が数個のみの文章であれば、いちいち辞書で調べなくても前後の文脈でなんとなく内容がわかるし、「ストーリー」自体を楽しむ余裕も出てくるというもんです。

 

このクラスでいちばんよかったことは、「英語を読む」ことに抵抗がなくなったこと。いや、完全になくなったわけではないけど、かなり自信をつけることができたと思います^^

 

語彙レベルで選べる読本シリーズ

このクラスで使った読本は、たしかオックスフォード大学出版の出しているシリーズだったと思います。語彙レベルで選べるので、自信がない人は最低レベルから始めるとかなり読みやすいです。

英語に慣れること、ボキャブラリーを増やすことにかなり効果的なシリーズだったのでリンクを貼っておきます↓

Oxford University Press(日本語のページ)

 

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