ESLの実際その2☆ライティング☆
最も役立ったクラス=ライティング
私の通ったESLは当時、先生もプログラムも優秀で、そのわりに授業料が安いことで有名だったらしい。どのクラスも本当に有益で、学ぶことも盛りだくさん。
なかでも、ライティングのクラスで学んだことはあとあと大変役に立ちました。
平易な英語を「読む」ことはかろうじてできても、「書く」ことに苦手意識を持っていた私が、「英語で文章を書く」「英語でペーパー(日本では「レポート」と言うのかも)を書く」ことの基本はすべてESLで教えてもらったのです。
逆に言うと日本語の作文はきちんと習ったことがなく、ルールとかわからず常に手探り状態。わかりやすい文章が書けるよう、いつか勉強したいものです。
最初はアメリカの大学に進む気ゼロだったものの、ライティングクラスで学んだことは大学に進んだとき大いに助けられました。
このクラスで知った最も役立つ「練習法」は「日記」を書くこと。
「毎日英語で日記を書く」
「一行でもいいからとにかく毎日、英語で日記を書く」という宿題です。
文法は心配しなくてもいい、大切なのは毎日英語を書くこと。
…と言われても、はじめの頃はせいぜい数行で終わってしまうことが常でした。しかし、慣れるうちにだんだん書く量が増えていき、英語を書く行為そのものがラクになっていきました。
最終的には、宿題とは別に毎日英語で日記をつけるようになり、この習慣は日本に帰国してからも何年も続くことに。
日本語もキープしよう
アメリカでの生活に慣れ始め、「英語を書く」ことにも慣れるようになると、こんどはだんだん日本語を書くことがめんどうになってきて、しまいには両親あての手紙の宛先を漢字で書くのがめんどくさくて英語で書くようになってしまいました。
いざ日本語の文章を書こうとして漢字がすぐに出てこなくなった時点で
「これではまずい、日本語(とくに漢字)が書けなくなってしまう」
と気づき(´▽`;)以降、極力、手紙の宛先くらいはきっちり漢字で書く努力をするようになりました。