アメリカ留学☆回想録

アメリカ留学時代の昔ばなし。

アメリカの医療〜歯医者で1回100ドルΣ(゚∇゚*)!!

先日、歯が痛くなって北米では何十年ぶり?かの歯医者体験をしました。

そこで思い出した「アメリカでの歯医者体験」を書いておきます。

たぶんあれは留学1年め、まだ英語の聴き取りも自信のない時期だったと思います。

歯が痛くてどうしようもなかったか、詰め物が取れたか、また治療が必要だったのはどの歯だったのかも覚えていない(汗)のですが、とにかくどうしても歯医者に行かなければいけない状況になり、アメリカで初の歯医者さんへ行くことに(-_-;

うろ覚えだけど、おそらくだれかに「あの歯医者さんはいいよ」だか「日本語が少しわかるよ」だか、なんらかの情報をもらって決めた歯医者さんでした。当時はインターネットなどという便利なものが身近になく、イエローページ(電話帳)か口づてに評判を聞くしかなかったのです。

 

ちなみに私は日本で買った1年間の旅行保険に入っていましたが、歯科には保険がききません。いったいどのくらいかかるのかビクビクしながらも、日本に帰る旅費よりは安いだろうと覚悟を決めていました(笑)。

 

そんな必死の覚悟?で行ってみた歯医者さんは人のよさそうな中国系のおじいちゃんでした。

 

治療そのものはビックリするほど痛みがありませんでした

 

というのも、ガスマスクみたいなのをつけられ、そこからなにやら麻酔ガス?のようなものを吸わされたためだと思われます。

 

「アメリカの歯医者さんの麻酔はすごい!」と、心底感心してしまった私は「日本より痛くないし、こっちで全部治療してもらおう!」なんてルンルン(死語)したかもしれませんが…

 

治療費、 100ドル也・・・∑( ̄□ ̄;)

 

ちょちょっと削っただけとか、とにかくほんの少しの治療しかしてないのに100ドルってΣ(゚∇゚*)!! 

これを知って、一気にルンルン気分が引きました(笑)。

 

そんなわけで、アメリカの歯医者さんのほうが好きだけど、もう行けない、と泣く泣くあきらめたのでした…。

 

なお、「この治療のためには日本への往復の飛行機代を払ったほうが安い」と言って、実際に歯の治療のために一時帰国した友人もいました。(たしか親知らずを何本か抜くとかいう話だったかな)

私の場合はややこしい治療ではなかったし、1回の治療で痛みはおさまった(んだと思う)ので先延ばしにしても大丈夫でしたが、本格的な治療が即刻必要であのまま治療を続けていたら、「日本に帰ったほうが安い」ほどバカ高い治療費をふっかけられていたんでしょうね。

今は飛行機代もバカ高くなりましたが、当時は往復600ドルがふつう、 ちょっと安い時期にはそれ以下でしたから。

 

ただ、矯正歯科だけは日本よりうんとポピュラーだからか、日本でも保険がきかないせいか、あるいは両方か、とにかく日本よりうんと安かったのを覚えています。

たしか日本では100万くらいかかるところ、アメリカで矯正した友人が40万程度だったと言っていました。

私も大学に入るための歯科検診で「300ドルくらいでできるよ」とすすめられたのですが、あまりに安すぎるのもちょっと心配ですね(´▽`;)