アメリカ留学☆回想録

アメリカ留学時代の昔ばなし。

ESLが終わっちゃう?!

ESLの終了時期

さて、基本の4クラス(リーディング/ライティング/リスニング・スピーキング/グラマー)をレベル5まで終わってしまうと、あとは取るべきクラスがほとんどなくなってしまいます。

レベル2から始まったクラスは4学期、3から始まったグラマーだけは3学期で終了。

春学期からスタートして、春・夏・秋・冬と、1年でぜんぶ終わってしまうことになります(リーディングやライティングをレベル2に落としといてよかった!)

「一年間の留学」のつもりだった私ですから、それで十分っちゃ十分なわけですが…

 

もっとアメリカにいたい!

日本では「アメリカ人家庭でホームステイ」にあこがれていた私ですが、実際はシアトル到着後の一週間を日本人女性のアパートに居候させていただいたあと、大学の寮に入った私。

それが、とにかく充実しまくりで楽しいったらない!

幸い、たくさんのよい友人にも恵まれたおかげです。

こうしてアメリカでの生活が大好きになり、もっとアメリカにいたい!という気持ちになったのも自然なことでしょう。

今ふりかえっても、留学した最初の1年は人生の中で最も輝いていた時期でした。

「こんなに楽しい日々がいつまでも続くんだろうか」と、ふと不安に思ってしまうほど(笑)。

 

大学に行きたい!

また、それまでは「大学進学」に興味がなかった私も、アメリカで勉強したいことができて、大学に行きたいという思いを持つようになりました。

ありがたいことに日本の両親も賛成してくれ、さっそく学校探しを開始。

しかし、なんせインターネットもEメールもない時代の話ですから、頼るべきは図書館にある大学図鑑?のような分厚い資料だけです。

ESLでの勉強のかたわら、せっせと図書館に通ってはめぼしい学校をリストアップし、まず手紙を書いて資料請求。(今はホント便利ですよね…)今回の学校探しは、人任せではなくすべて自分でやりました。私にしてはえらい進歩です(笑)。

 

とにかく学校に行かねばならぬ

さて、学校探しが遅々としてなかなか進まぬあいだも、容赦なく時は過ぎて行きます。この記事の冒頭に書いたように、ESLの基本4クラスはレベル5まで終わったら終了。留学ビザ(F1)でアメリカに滞在している私は、そのあとも残りたければ、なんとかしてどこかの学校にもぐり込みI-20という入学許可証を出してもらわねばなりません。

 

そこで私は、基本クラス以外の選択科目に目をつけました(☆_☆)キラーン☆

 

私の通っていた学校は、TOEFL受験準備のためのクラスやアメリカ史を勉強するクラスなど、大学への進学準備を助ける授業がいくつかあったのです。

アメリカ史とか全然興味ないなあ(苦笑)と思いつつも、これを取らなきゃアメリカにいられない!ということで、取れるクラスはすべて取ることに(笑)。

 

ちなみに通常、F1ビザ保持者はフルタイム(ESLの場合、週20時間)で授業を受ける必要がありますが、私のように基本クラスを取りつくしてしまっている場合はパートタイムも許されました。

というわけで、ESLの最後の学期は、ひとつかふたつしかクラスを取っておらず、授業内容は濃いものの、時間的には非常にユルく優雅な学生生活を送ることに(笑)。

 

そんな理由で取ることにしたTOEFLのクラスが、じつは非常に役立つものでした。

それについては別記事にします。

つづく。