ESLの実際その6☆TOEFL準備クラス☆
「取れるクラスがほかに残ってない」という切実な理由もあって受講することにしたクラスでしたが、ふたを開ければいろんな面で非常〜〜〜に役立つ授業でした。
そもそもTOEFLとは
TOEFLとは、Test of English as a Foreign Language(外国語としての英語のテスト)の略。
非英語圏の留学生(私)がアメリカの大学を受験する場合、このテストの点数が必要でした。私の希望する学校はたしか500点以上が目安でした。
※当時と現在では採点方式が異なり、当時の最高点は670点くらいだったと思いますが今は120点満点のようです。詳細が気になる方はウィキって下さいね〜。
一度も受験したことがないのでどのくらいの点数が取れるのかわからず、わざわざお金を出して準備クラスを受ける意味はあるのか、迷いはあったものの、くどいようですが受けといてよかった!
なにがよかったか、3つの点を挙げておきます。
TOEFLの準備クラスとして
実際にテストを受ける前に、何度も模擬テストを受けさせてもらえたのが大変役に立ちました。というのも、読解問題に出てくる文章は長ったらしく、また見知らぬ単語のオンパレード。ボキャブラリー問題もしかり。そしてとにかく問題数が多い!じっくりひとつの問題に取りかかっていては全部の問題に目を通すことはできません。そのことを模擬テストを通していやというほど教えてもらえました。
文法のおさらい
中学時代からESLのグラマークラス3〜5にかけて、くどいほど勉強してきたつもりの文法を、さら〜っとおさらいしてもらえたのは頭の整理になってよかったです。
しかし、何よりあとあとまで役立ったのは…
発音のおさらい
これにつきます!
そもそもTOEFL準備クラスの先生というのが私の大好きな先生のひとりで、かつてリスニング/スピーキングのクラスを受け持ってくれた先生でもありました。
とてもクリアに発音してくれるばかりか、アメリカ人特有の「slur」を非常にわかりやすく教えてくれました。
例をひとつとります。
should have, could have などの発音。
日本人として習った(?)発音は
シュドハブ、クドハブ
これを一般的なアメリカ人が会話の中で使う場合、「h」を省略して
should've, could've となるんですが、その発音は
shoulda(v), coulda(v)
となります。
あえてカタカナにするならば
シュダ(ヴ)、クダ(ヴ)
そうか〜〜〜!!!
どうりで何言ってるか聞き取れないわけだ、そもそも発音してないんだもん!
と、次から次へと目からウロコ体験をさせてもらいました。
このクラスのおかげで、それまで「スペルはこうだけど、違う音に聞こえるなあ」と疑問に思っていたこと、また発音しにくかったフレーズが飛躍的に言いやすくなり、いまだに感謝しています。