アメリカで寮生活スタート
さて、学校やらお勉強やらの話はちょっと置いといて、寮生活を始めたころのお話。
シアトル名物、スペースニードルとマウント・レイニエ(2012年撮影)
シアトルに到着して1週間経ったころ、お世話になった日本人女性Cさんに別れを告げ、いよいよ大学の寮に移りました。
そもそもなんですぐに寮に入らずCさんのお宅に居候させていただいたかというと、私が日本からやってきたのがイースター休みの時期で、寮の手続きができなかったから。
私の通うESLは大きな大学に付属しているので学生寮がたくさんあり、空きがあればESLの学生でも正規学生に混じって入れてもらうことができました。
最初に入ったこじんまりきれいな寮は6階建てで、1・3・5階が男子、2・4・6階が女子のフロアという不思議な構造になっていました。
私はその2階フロアの一室で、金髪に青い目、すらっと背の高い、同い年のルームメイト、デビといっしょに初めての寮生活をスタートさせました。
部屋にはふたり分のベッドとデスク、たんすが最初から置いてあり、わりと狭苦しいスペースなんだけど、ほとんど荷物のない私にとっては十分な広さ。
なんせ私が日本から持って行ったのは少し大きめのかばんひとつとリュックひとつ程度で、ほとんど着た切りスズメ。ランドリールームで洗濯機の使い方をデビに教えてもらい、1日おきに洗濯する私に「そんなにしょっちゅう洗う必要あるの?」と聞かれてしまったほどでした。
当時の写真を見ると、着替えのバリエーションが2種類しかないのが笑えます(笑)。
つづく。