アメリカ留学☆回想録

アメリカ留学時代の昔ばなし。

いったん出て入り直すアメリカの大学寮の事情

久しぶりにアメリカの大学寮の話です。

寮に初めて入ったのは春学期(3月末〜6月)でした。

 

なお、すでに書いたかもしれませんが、私の通っていたESLのある大学はクオーター(4期)制、つまり、1年を4つに分ける制度を取っていました。

 

●秋学期:9月末〜12月

●冬学期:1月〜3月

<春休み>

●春学期:3月末〜6月

○夏学期(サマースクール):6月〜8月

 

通常の年度は9月末(秋)に始まり、6月(春)で終了となります。

 

サマーはオプションで、早く単位を取ってしまいたい人は学校に残るけど、多くの正規学生は実家に帰ってバイトしたりする人が多い印象を受けました。

 

通常は州外から入学した学生(留学生含む)は州内の学生の何倍もする高い学費を要求されますが、夏だけはだれでも州内の学生と同じ格安(当時の話)の学費だったので、ほかの学校からサマースクールだけ取りに来る人が多かったです。

 

ESLの生徒も、秋〜春と1年間通じてクラスを取っていれば夏はお休みできますが、私は春に通い始めたばかりなので夏学期受講は必須でした(翌年はちゃっかり夏は休みました^^;)。

 

さて、ここで寮の話に戻ります。

 

 

春学期の3ヶ月弱を過ごした寮を、6月には出なければいけませんでした。

というのも、正規の学生は9月から6月で年度に区切りがつくからです。

夏の間は寮を解放してホステルのように一般に貸し出したりするようでした。

もちろん、夏にクラスを取る人は申し込めば寮に戻ることはできますが、年度の境目なので、春にいた寮には残れないというわけです。ただし、翌年も戻るつもりなら荷物は寮の倉庫に置いていくことができます。

ちなみに、のちに正規学生として通った小さな大学でも夏のあいだは寮を開放していたので、アメリカの大学では一般的なことなのかもしれません。

 

というわけで、私はようやく慣れ親しみ始めた寮を出て、別の寮に入り直したのでした。

ただし、今回はルームメイトをあらかじめ指定することができたので、ESLを通じて友だちになっていたK子と住むことになりました。

 

春学期が終わってサマーが始まるまでの空白期間はどうしていたのか…

もしかしたら短期間なのでうまいこと住み替えられたのかもしれません。

 

しかし、サマースクールが終わったあとは1ヶ月ほど完全なお休みで、寮に残りたくても残れません。それもあり、私は3月に渡米したばかりなのに、さっそく3週間ほど帰国しました(^^;

アメリカに戻ってからもすぐには寮に入れなかったはずだけど、どうしたんだろう…

今は思い出せませんが、古いアルバムをひっくり返せばわかるはずなので、また追記します(^^;

 

とにかく、アメリカの大学寮って、学生同士でわいわい楽しいっちゃ楽しいけれど、休みのたびに行き場を失くすのも困りものです。泊めてくれる友だちがいればいいですが、そうでなければ旅に出るか、日本に帰るか… 金銭的に余裕があるならばホテル暮らしか?!けっこう大変ですよね。

 

その後、9月から始まる新年度、ラッキーなことにESLの生徒だけど正規の学生と同じ寮に入ることができました。このときのルームメイトが前にもチラリと触れたキャシーで、彼女も現在に至るまで特別な友人のひとりです。キャシーについてはまた書きます。

 

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