アメリカでカルチャーショック・トイレ事情その1
またまたふと思い出した、アメリカで驚いたこと。
※お食事中の方はご注意くださいね!
日本のトイレ事情が当たり前だと思っていると、行く先々でカルチャーショックを受けるよ!というのは今や常識?かもしれませんが、これはまだそんな前知識ゼロでアメリカに旅立った私に起こった出来事です(笑)。
1980年代後半、おそらく日本でも「音姫」などトイレの音をごまかす機械などはまだまだ普及しておらず、公衆トイレを使うときは「水を流して音を消す」のが主流だったと思います。(ググってみたら音姫の発売開始は1988年5月だそう。てことは留学前には目にしたことがなかったはず)
なかには水を流さない人もいたかもしれませんが(おもに子ども・年配者だと思われる)、まだ10代だった私にとっては自分のトイレ使用音をヒト様に聞かれるなんて耐えられないほど恥ずかしいことでした。
ところが、アメリカではだれも水を流さない!
(あ、もちろん使用後は別の話)
これはカルチャーショックでした!
今でもハッキリ覚えていることですが、ある日、学校(ESL)のトイレで用を足していると、となりの個室から耳を疑う音が聞こえてきたのです。
だ・・・・・・大の音が・・・・・・
「う〜ん」といううめき声(ため息)とともに・・・キャー!!!キキタクナイ(苦笑)
あのときは心底ビックリしました(´▽`;)
おもにESL(語学学校)クラスに使われていた建物だったこともあり、「あれはきっと留学生のしわざだったにちがいない」と自分に言い聞かせようとしましたが(笑)、遅かれ早かれ、そんなの関係ないことがわかる日が来るのでした…。(苦笑)
ちなみに、日本では音姫のたぐいがほぼすべてのトイレに設置されてるんじゃないかと思われる現在、アメリカ(カナダも)ではそんなもの聞いたこともないです…
やっぱ、そんな細かいことは気にしない国民なんでしょうか。
しかし、慣れとは恐ろしいもので、影響を受けやすい素直な(?)10代のときにトイレ音を気にしない文化を体験してしまった私は、日本人女性としての恥じらいを失い、みんなと同じように、音かくしナシでトイレを使うことが平気になりました(^-^;
ただし、同じ日本人同士でいっしょにトイレに行った場合は別(笑)。